テラス(英語表記)terrace

翻訳|terrace

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テラス
terrace

露台のこと。住宅居間や食堂の庭に面した部分に続き,地表からこころもち高くなっている部分。表面コンクリートなどで仕上げ,屋内生活の延長として,椅子などを置いて家族のだんらんや子供の遊び場,日光浴などに用いられる。一般に屋根はないが,さしかけをつくり,夏季には,すのこを置いたり,つるをはわせたりして,日陰になるようにすることが多い。

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デジタル大辞泉の解説

テラス(terrace/〈フランス〉terrasse)

庭などへ突き出た屋根のない床。露台。 夏》
庭園・公園などにつくられた平坦な壇状部分。
登山で、岩壁の途中にある棚状の所。確保ビバークなどに利用する。

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世界大百科事典 第2版の解説

テラス【terrace】

建物の庭園側正面に設けられる一段高くなった壇。石やタイルで貼られ,室内と庭園を結びつける散策のための張出しである。18世紀イギリスのピクチュアレスクの美学の理論家たちは,このテラスの役割を,建物の人工的な造型の延長物であり,庭園の自然を際だたせるものだとした。現在では建物から屋外に張り出したタイル貼りなどの部分を一般にテラスと呼ぶ。また,テラス・ハウスの略称としても用いられる。【鈴木 博之】

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大辞林 第三版の解説

テラス【terrace; terrasse】

段々になっている台地。段丘。
建物から床と同じ高さで庭や街路に向けて張り出した部分。露台。
登山で、岩壁の途中などの、狭い棚状の場所。
体育館の床の上に張り出した通路または観覧席。

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

テラス【terrace】

洋風建築で、建物に面して屋外に張り出す、土を盛って設けた面。表面をコンクリート・煉瓦(れんが)・敷石などで仕上げる。一般に休息や飲食の場所として用いるが、元来は室内と庭園をつなぐために設置された。建物に付属せず、公園などに設けた同様のものもいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テラス
てらす
terrace

建物の前面に設けられた屋根のない台状の場所や、庭園、街路に張り出した壇状の場所。土を盛り上げて上部を平らにした台地で、上部にコンクリート、れんがなどを敷き詰めることが多い。普通、庭園や風景を観賞するために設けるが、その上で儀式をするため、またはその前の庭で行われる儀式などを観閲するために設けられたものもある。また建物の陸(ろく)屋根のこと。道路で公園風につくられた車道と歩道の間の部分をいう。[平井 聖]

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世界大百科事典内のテラスの言及

【庭園】より

… 古代西アジアの庭園も古くからの歴史をもつが,なかでも新バビロニア時代のバビロンの空中庭園が世界の七不思議として古来喧伝されてきた。これは宮殿の屋上,あるいはそれに相当する高みに造られたテラス式の庭園と思われ,おそらくその規模と,ユーフラテス川を水源とした揚水技術が驚異の的となったのであろう。 具体的な遺構を欠くために,推測の域を出ないものの,この地域がヨーロッパにおける庭園のイメージの源泉をかたちづくったのは,まず間違いのないところであろう。…

※「テラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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