コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ペルティナクス Publius Helvius Pertinax

1件 の用語解説(ペルティナクスの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ペルティナクス【Publius Helvius Pertinax】

126‐193
ローマ皇帝。在位193年。解放奴隷の子として生まれたが,アントニヌス・ピウス帝,マルクスアウレリウス帝の治下で軍務の高職に就き,コンモドゥス帝の下でブリタニアの勅任知事となる。192年コンスルに就任。コンモドゥス帝が暗殺された後,彼は皇帝に推された。元老院との和解に努め,財政秩序の回復に尽力したが,過度な綱紀粛正策のために側近の反感をかい,暗殺された。在位期間は3ヵ月にすぎなかった。【本村 凌二】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のペルティナクスの言及

【ローマ】より


[第3期(193‐284)]
 元老院と対立し,正常な神経を失っていったコンモドゥスの殺害(193)をもって,帝国の様相は一変した。元老院の立てた皇帝ペルティナクスは親衛隊に殺され,各地の軍隊は69年の〈四帝年〉のときのように,次々と皇帝を挙げた。ブリタニアでクロディウス・アルビヌス,シリアでペスケンニウス・ニゲル,そしてパンノニアでセプティミウス・セウェルスが挙げられ,このうちセプティミウス・セウェルスがローマを占領して競争者を倒し,セウェルス朝の開祖となった。…

※「ペルティナクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ペルティナクスの関連キーワードウェスパシアヌスカラカラジギスムントデキウスマリア・テレジアローマ法大全テオドシウスネルワアントニヌスピウスレプティスマグナ

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone