ホッピー(読み)ホッピー(その他表記)Hoppy

関連語 なか

飲み物がわかる辞典 「ホッピー」の解説

ホッピー【Hoppy】


ホッピービバレッジ株式会社が製造する、ビールテイスト飲料の商標名。大麦麦芽とホップを用いて、ビールと同様の工程でアルコール度数が低くなるようにつくったもの。コクカ飲料株式会社(当時。1995年より現社名)創業者の石渡秀が開発し、1948年に発売戦後、ビールが高級品だった時代に代用品として親しまれた。また、焼酎をホッピーで割って飲むことが普及し、現在はこの飲み方が一般的。居酒屋等の飲食店では、中ほどまで焼酎の入ったグラスとのセットで供し、客は自分でホッピーを注いで飲むのが一般的で、焼酎を「中(なか)」、ホッピーを「外(そと)」と称し、好みの濃さに応じてどちらかだけを追加注文もできることが多い。アルコール度数は0.8度。◇「本物のホップを使った本物のノンビア(ノンアルコールビール)」の意で、当初「ホッビー」と名付けられたが、語感のよいホッピーに変更された。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android