コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホトル ホトルHorizontal Take-off and Landing; HOTOL

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホトル
Horizontal Take-off and Landing; HOTOL

21世紀の就航を目指して,イギリスのブリティッシュ・エアロスペース社とロールスロイス社が開発中の,完全再使用型・1段式・水平離着陸方式のスペースプレーン。全長 62m,最大胴体直径 7m,翼幅 28m,離陸時重量 25t,ペイロード約 7t。ホトルは液体水素を燃料とした空気液化サイクルエンジンとロケットエンジンを合体したハイブリッドエンジンで,飛行の初期段階では,空気を吸い込み,空気液化サイクルエンジンにより離陸・加速・上昇をする。離陸時は推進剤が満載されて重いので,脚を使わずに台車に乗って滑走し,速度が音速の5倍に達したところで,ロケットエンジンに切り替えて加速・上昇を続ける。軌道に 50時間滞在でき,この間に衛星の打ち出しなどを行なう。軌道離脱後,高度 100kmで大気圏に再突入し,高度 25kmからは滑空して滑走路に着陸する。無人運航であるが,安全性・信頼性が確認されれば商業飛行にも応用が可能である。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

ホトルの関連キーワードアイラ レムセンルミネセンスレムセン

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android