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ホーソーン効果 Hawthorne effect

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法則の辞典の解説

ホーソーン効果【Hawthorne effect】

研究中であることが,その対象者に対して及ぼす効果.通常はプラスの効果である.もともとはウェスタンエレクトリック社のホーソーン工場で,古典的な産業管理実験の折に,ある研究において労働者が観察されていることに気づいた場合に起こる生産性の向上を指していた.

医学界ではやや意味が拡張されて,医師や診療所への患者来院など,組織化された出会いの効果の総称を指している.医学上の診断や治療などの表向きの内容とは無関係であり,プラセボ効果*とも類似している.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典内のホーソーン効果の言及

【人間関係論】より

…これらの知見はレスリスバーガーとW.J.ディクソンによって《経営と労働者》(1939)として世に問われたが,この本は当時,産業界におけるバイブルとされ,社長室の本棚を飾った。 一方,この研究に対しては,(1)実験対象の大部分が女子であった,(2)作業者の〈自分たちには期待がかかっている〉という意識が,研究者にとって都合のよい結果を生みだしている可能性がある(ここから〈ホーソーン効果〉という言葉さえ生まれた),(3)労働組合がまったく考慮されていない,ことなどへの批判が寄せられたが,それまでの〈従業員はお金のためだけに働くものだ〉という単純な考え方が反省され,従業員の社会的欲求の充足を基調とする,いわゆる〈人間関係的管理〉を生みだすことになった。〈人間関係的管理〉は戦後における経営政策に劇的変化をもたらしたが,反面,従業員の社会的欲求の充足が能率を上げるうえでの万能薬である,といった誤解を一部の人たちに与えたり,一部の腰の弱い管理者をつくる結果となったことも,また否定できない。…

※「ホーソーン効果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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