コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホーソーン効果 Hawthorne effect

1件 の用語解説(ホーソーン効果の意味・用語解説を検索)

法則の辞典の解説

ホーソーン効果【Hawthorne effect】

研究中であることが,その対象者に対して及ぼす効果.通常はプラスの効果である.もともとはウェスタンエレクトリック社のホーソーン工場で,古典的な産業管理実験の折に,ある研究において労働者が観察されていることに気づいた場合に起こる生産性の向上を指していた.

医学界ではやや意味が拡張されて,医師や診療所への患者来院など,組織化された出会いの効果の総称を指している.医学上の診断や治療などの表向きの内容とは無関係であり,プラセボ効果*とも類似している.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のホーソーン効果の言及

【人間関係論】より

…これらの知見はレスリスバーガーとW.J.ディクソンによって《経営と労働者》(1939)として世に問われたが,この本は当時,産業界におけるバイブルとされ,社長室の本棚を飾った。 一方,この研究に対しては,(1)実験対象の大部分が女子であった,(2)作業者の〈自分たちには期待がかかっている〉という意識が,研究者にとって都合のよい結果を生みだしている可能性がある(ここから〈ホーソーン効果〉という言葉さえ生まれた),(3)労働組合がまったく考慮されていない,ことなどへの批判が寄せられたが,それまでの〈従業員はお金のためだけに働くものだ〉という単純な考え方が反省され,従業員の社会的欲求の充足を基調とする,いわゆる〈人間関係的管理〉を生みだすことになった。〈人間関係的管理〉は戦後における経営政策に劇的変化をもたらしたが,反面,従業員の社会的欲求の充足が能率を上げるうえでの万能薬である,といった誤解を一部の人たちに与えたり,一部の腰の弱い管理者をつくる結果となったことも,また否定できない。…

※「ホーソーン効果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ホーソーン効果の関連キーワード後光効果親和動機陽子DM一の対求償二の対保存登記(所有権保存登記)インサイダー取引規制の対象者雇用契約

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone