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ボルトキエビチ Ladislaus von Bortkiewicz

世界大百科事典 第2版の解説

ボルトキエビチ【Ladislaus von Bortkiewicz】

1868‐1931
統計学者,経済学者。ロシア生れのポーランド人。ドイツで教育を受け,一時ロシアに帰ったが,ベルリン大学教職を得,死ぬまでベルリンにとどまる。当時のドイツにおける数少ない数理統計学者の代表的人物であった。彼の貢献は人口統計学,保険学,数理統計学,確率論,数理経済学などの分野にわたる。なかでも有名なものは,事故のような現象が一定期間中に起こる回数がポアソン分布に従うことの発見で,これを彼は〈小数の法則〉と名づけた。

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世界大百科事典内のボルトキエビチの言及

【転化問題】より

…この論争は戦間期の日本でも小泉信三と櫛田民蔵の間で再現され,櫛田は〈価値と生産価格の矛盾は事実の矛盾であって論理の矛盾ではない〉として小泉を反論したが,この反論は歴史・論理説そのものに難点があるために有効であったとはいえない。転化問題の正しい解決の方向に向かって新しい軌道を設定したのは,L.vonボルトキエビチである(1906‐07)。彼は転化問題を,(1)生産価格体系を生産価格の価値からの乖離(かいり)率を変数として連立方程式で定式化し,(2)マルクスの第1命題を廃して,費用価格も生産価格を用いて方程式体系に導入することによって,マルクスの第2命題と第3命題は同時には成立しないことを立証した。…

※「ボルトキエビチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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