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ボロンコーワ Voronkova, Lyubov' Fëdorovna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボロンコーワ
Voronkova, Lyubov' Fëdorovna

[生]1906.9.30. モスクワ
[没]1976.1.20
ソ連の女性作家。農民の家に生まれた。高等師範学校で学び,農村新聞の編集局に勤務。 1930年以来,児童文学の中短編を発表。代表作に戦争の苦難を描いた『町からきた少女』 Devochka iz goroda (1943) や『ゴロジシチェ村』 Selo Gorodishche (1947) ,酪農少女の話『アルタイ物語』 Altaiskaya povest' (1951) ,密林で道に迷ったピオネールたちの物語『角笛は勇者を呼ぶ』 Rozhok zovët bogatyrya (1957) がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボロンコーワ
ぼろんこーわ
Любовь Фёдоровна Воронкова Lyubov' Fyodorovna Voronkova
(1906―1976)

ソ連の児童文学者。モスクワの貧しい農民の家庭に生まれ、働きながら文学を学ぶ。1931年処女作『黒スグリ』を出し、農場新聞の編集に携わったのち児童文学を書き始めた。女性の目で真剣に人生を見つめる作風が共感をよぶ。戦災孤児ワーリャが農村の家庭に引き取られ、その家族に溶け込んでいくようすを描いた『町からきた少女』(1943)は日本でも愛読されており、ほかに『ゴロジシチェ村』(1947)、『魔法の岸べ』(1966)などがある。[内田莉莎子]
『宮川やすえ訳『野の白鳥アニスカ』(1980・偕成社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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