ポリオキシンB(読み)ポリオキシンビー

  • polyoxin B

化学辞典 第2版の解説

C17H25N5O13(507.42).無定形粉末.分解点160 ℃.+34°(水).水溶解度1000 g L-1(20 ℃).ポリオキシン類はA,B,…,Nの14種類が知られており,いずれも放射菌Streptomyces cacaoi var. asoensisが生産する抗生物質で,UDP-アセチルアミノデオキシグルコース転移酵素阻害により,細胞壁キチンの生合成を阻害する.ポリオキシンBはその主成分である.農業用殺菌剤としてナシの黒斑(はん)病,イネの紋枯病,ごま葉枯病,野菜類の灰色かび病,菌核病に用いられる.LD50 2000 mg/kg(ラット,経口).[CAS 19396-06-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

児童相談所

子供の福祉に関する相談に応じ,援助などを行なう行政機関。児相と略称される。児童福祉法に基づき,都道府県と政令指定都市に設置が義務づけられている。運営は厚生労働省の局長通知,児童相談所運営指針にそって行...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android