現代外国人名録2016 「マウリシオ マクリ」の解説
マウリシオ マクリ
Mauricio Macri
- 職業・肩書
- 政治家,実業家 アルゼンチン大統領,ボカ・ジュニアーズ会長
- 国籍
- アルゼンチン
- 生年月日
- 1959年2月8日
- 出生地
- ブエノスアイレス州タンディル
- 学歴
- コロンビア大学ビジネススクール,ペンシルベニア大学ウォートン校
- 経歴
- イタリアからの移民2世で、自動車販売や建設業を展開するアルゼンチン有力企業グループ・ソクマを築いた実業家の長男。大学卒業後、父親の会社で役員を務める。32歳の時に身代金目的で誘拐され、約2週間後に600万ドルと引き換えに解放された。この経験から人生観が変わったという。1995年サッカークラブの名門ボカ・ジュニアーズを抱えるスポーツクラブの会長に就任。ファンサービスの強化、報酬基準の見直しやメンバーの入れ替えによりチームは国際大会で優勝を重ね、経営手腕が評価される。44歳の時に左派路線に対抗する政党を立ち上げ、2005年アルゼンチン下院議員に当選。2007年から2期連続でブエノスアイレス市長を務めた。2015年11月中道左派の現職フェルナンデス大統領の任期満了に伴う大統領選に中道右派の野党連合“変えよう”から立候補し、フェルナンデス大統領が推すブエノスアイレス州知事ダニエル・シオリを僅差で破り初当選を果たす。同国の政権交代は14年ぶり。12月就任。3回の結婚で4人の子供がいる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報