マラウイ湖国立公園(読み)マラウイココクリツコウエン(その他表記)Lake Malawi National Park

デジタル大辞泉 「マラウイ湖国立公園」の意味・読み・例文・類語

マラウイこ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【マラウイ湖国立公園】

Lake Malawi National Parkマラウイ東部、マラウイ湖南端のアフリカ唯一の湖上国立公園。面積94平方キロメートル。1984年世界遺産自然遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マラウイ湖国立公園」の意味・わかりやすい解説

マラウイ湖国立公園
マラウイここくりつこうえん
Lake Malawi National Park

マラウイの国土の約4分の1を占めるマラウイ湖南端に設けられた国立公園。面積 94km2。 1980年指定。マラウイ湖に浮かぶ 12の島を含む。マラウイ湖には,長い年月をかけて湖の環境に適応し,口内で抱卵したり,擬態をするなどの特質を身につけたスズキ目カワスズメ科のシクリッドが生息する。約 400種あるが,そのほとんどがマラウイ湖の固有種である。湖の生物学的価値はきわめて高く,住民の漁も制限されている。 1984年世界遺産の自然遺産に登録。

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世界遺産詳解 「マラウイ湖国立公園」の解説

マラウイここくりつこうえん【マラウイ湖国立公園】

1984年に登録されたマラウイの世界遺産(自然遺産)で、マラウイ湖の南端の湖上国立公園。国土面積の4分の1を占める湖の大きさは世界第10位(約3万km2)、深さは世界第4位(約700m)。マラウイ湖にはワニカバをはじめ、シクリッド(スズキ目カワススズメ科)など固有種の魚が数多く生息している。貴重な自然を守るために、世界遺産に登録された。◇英名はLake Malawi National Park

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