出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…ローマ時代のフォルム跡,中世の城壁,八葉形プランをもつ聖ドナト教会(9世紀),聖クルシェバン教会(12世紀),聖ストシャ大聖堂など見るべきものも多い。造船・精密機械・繊維・食品工業が発達し,有名なシェリー・ブランデー〈マラスキーノ〉はここの産。考古学および民俗博物館,国立古文書館などの文化施設,単科大学(文学),師範学校,アカデミー研究所などの教育機関があり,ダルマツィア地方の中心地となっている。…
…暗赤色の甘い酒で,メーカーによっていろいろであるが,アルコール分24~35%,糖分22~39%程度,カクテルや製菓用に使われることが多い。ダルマツィア産のマラスカ種を原料とする無色のマラスキーノやデンマーク産のピーターヒーリングもこれに属する。【大塚 謙一】。…
…(2)果実・果皮系 核果類を使うものではサクランボ,アンズ,モモをブランデーに浸漬してつくるチェリーブランデー,アプリコットブランデー,ピーチブランデーなどのほか,スローと呼ぶスモモをジンに浸漬してつくるスロージンがある。また,マラスキーノはマラスカ種のブラックチェリーを原料としてつくった蒸留酒にハーブ類や糖分を加えたものである。漿果(しようか)類を使うものには,それぞれキイチゴ,イチゴを配したフランボアーズ,フレーズなどがある。…
※「マラスキーノ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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