マルティネス・ド・パスカリ(英語表記)Martines de Pasqually

世界大百科事典 第2版の解説

マルティネス・ド・パスカリ【Martines de Pasqually】

1710ころ‐74
18世紀ヨーロッパに数多く誕生した神秘主義的秘密結社の最大の開祖。その生涯には不明な点が多く,出自についても定説はない。1754年ころから〈エリュ・コーエン〉と称する教団をフランス各地に創設,〈降霊術〉による人間および自然の復活・再生を目ざした。独自の宇宙発生論・終末論を含む彼の神智学は,著名な弟子サン・マルタンの作品によって広く全欧に普及した。【今野 喜和人】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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