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マーデルンク定数 マーデルンクていすうMadelung constant

世界大百科事典 第2版の解説

マーデルンクていすう【マーデルンク定数 Madelung constant】

イオン結晶において,異種イオン間の最短距離をRとするとき,イオン間の相互作用による静電エネルギーを結晶の全格子点にわたって加え合わせたものは,一般に,MKSA単位系ではCGS単位系ではの形に表すことができる(ε0は真空の誘電率,-eは電子の電荷)。ここで係数Aは結晶構造だけできまる数値で,マーデルンク定数と呼ばれる。NaCl(岩塩)型結晶構造ではA=1.7476である。【上村 洸】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のマーデルンク定数の言及

【化学結合】より

…その結果,NaClの結晶では隣り合う1対のNaとClのクーロン引力の1.7476倍になる。この数値はマーデルンク定数と呼ばれ,他の型の結晶についても計算されている。NaCl結晶ではNaとClの距離が気相分子の約1.2倍になっているので,クーロン引力の正味の増加は1mol当り約1.45倍である。…

※「マーデルンク定数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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