ミヤマタネツケバナ(読み)みやまたねつけばな

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミヤマタネツケバナ」の意味・わかりやすい解説

ミヤマタネツケバナ
みやまたねつけばな / 深山種付花
[学] Cardamine nipponica Fr. et Sav.

アブラナ科(APG分類:アブラナ科)の多年草。全草無毛。根茎は多数分枝し、花茎叢生(そうせい)する。花茎は高さ5~10センチメートル、葉は数枚の羽片からなる。花期は7~8月で、密に数個の花を開く。日本の特産種で、高山の湿った礫地(れきち)に生え、中部地方以北の本州北海道に分布する。名は、深山に生えるタネツケバナの意味である。

[小林純子 2020年12月11日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む