デジタル大辞泉 「メガラヤ州」の意味・読み・例文・類語 メガラヤ(Meghalay) インド東部にある州。ベンガル平野に突出する山岳部を占め、南をバングラデシュと接する。年間降水量世界最多の記録で知られるチェラプンジがある。1972年にアッサム州から分離した。州都はシロン。メガーラヤ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メガラヤ州」の意味・わかりやすい解説 メガラヤ〔州〕メガラヤMeghalaya インド北東部にある州。南はバングラデシュと国境を接する。かつてはアッサム州の一部であったが,1970年4月に自治権を獲得,72年の州再編成によりアッサム州から分離して州となった。州都はシロン。州域は,カーシ,ジャインティア,ガロの各丘陵地から成り,地下資源が豊富で,カーシ,ジャインティア両丘陵から産する石炭はインドの石炭採掘量の約 20%,ケイ線石は 95%に達する。未開発の石炭,石灰岩の埋蔵量も豊富。世界最多雨地域の一つで,林業が盛ん。農業は一部では焼畑移動農業が行われ,生産性は低いが,イネ,トウモロコシ,ジャガイモなどを栽培。住民のほとんどはチベット=ビルマ系のガロ族か,モン=クメール系のカーシ族である。面積2万 2429km2。人口 176万 626 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報