チェラプンジ(読み)ちぇらぷんじ(英語表記)Cherrapunji

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェラプンジ」の意味・わかりやすい解説

チェラプンジ
Cherrapunji

インド北東部,メガラヤ州南部の村。シロン南西約 56km,カーシ丘陵南面に位置。 1864年シロンへの遷都まで,一時,地区政庁がおかれていた。住民はおもにカーシ族モンスーンによる多雨地域で,61年に年降水量2万 2987mmを記録。年平均降水量は1万 60mmで,世界最多雨地域の一つ。階段耕作による米作をはじめ,バナナ,パイナップル,スモモ,柑橘類などの果物生産が行われる。人口 7883 (1991) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チェラプンジ」の意味・わかりやすい解説

チェラプンジ
ちぇらぷんじ
Cherrapunji

インド東部、メガーラヤ州南部の町。州都シロンの南48キロメートル、カシ丘陵南面の標高1400メートルに位置する。人口6104(1981)。世界的な多雨地として知られ、年降水量は1万ミリメートルを超え、1861年には2万3000ミリメートルを記録した。近く石炭石灰岩鉱山がある。

[中山晴美]

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