メラミン化粧板(読み)メラミンけしょうばん(英語表記)melamine-faced sheet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メラミン化粧板」の意味・わかりやすい解説

メラミン化粧板
メラミンけしょうばん
melamine-faced sheet

メラミンプラスチック化粧板ともいう。メラミンを浸漬した薄紙表面とし,この下に模様紙や着色紙を置き,主体として強いクラフト紙をフェノール樹脂 (ベークライト) で処理したもの数枚を重ね,140℃,100cm2で熱圧着してつくる。厚さ 1.5mm,大きさ 91× 182cmを標準とする。色や模様の種類はかなり豊富である。特徴は,(1) 135℃までの熱に耐える,(2) プラスチック製品としては堅く傷がつきにくい,(3) 表面はなめらかで美しい,(4) 弱い酸,アルカリには安定,(5) そりやすいため厚い合板を裏打ちして使う,などである。カウンターテーブル食卓などの甲板内壁仕上げなどに用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

リフォーム用語集 「メラミン化粧板」の解説

メラミン化粧板

メラミン樹脂、フェノール樹脂をそれぞれ含浸させた樹脂含浸紙を何枚も重ねて高温高圧で積層成形したプラスチック板。表層面はミラミン樹脂になっている。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android