デジタル大辞泉 「モバゲー」の意味・読み・例文・類語 モバゲー(Mobage) 携帯電話向けのポータルサイトの一。DeNAディーエヌエー社が平成18年(2006)に開設。携帯電話、スマートホン向けのゲームのほか、SNS、モバイルコマースも利用できる。平成23年(2011)に「モバゲータウン」から名称を変更した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 「モバゲー」の解説 モバゲー DeNA(ディー・エヌ・エー)社が企画、運営する携帯電話やスマートフォンでの利用を対象としたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つ。コミュニティ、小説、有名人のブログ、占い、イラスト投稿などが楽しめるが、一番の売りはゲーム。定番ゲームから、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)、シミュレーションゲーム、家庭用ゲーム機の移植版ゲームなど、数多くのゲームが無料で楽しめる。全てのコンテンツは無料で利用できるが、会員登録が必要。2010年10月には、パソコンユーザー向けの「Yahoo!モバゲー」がオープンした。 モバゲーは、06年2月に「モバゲータウン」という名でサービスが開始され、携帯電話で無料ゲームが楽しめる点が10代の若者に受けた。その後、テレビCMの展開によって、20~30代の利用者が増え、08年4月には、会員数が1000万人を突破する。さらに、09年10月には、ユーザー同士で世界の宝を集める「怪盗ロワイヤル」や、自分の星を育てる「ホシツク」などがヒットし、今なお会員数を増やしている。 モバゲーでは、「モバコイン」と呼ばれる仮想の専用通貨によって、ゲーム内で使用する武器や道具などのアイテムが購入できるが、モバゲーの収益はこれらアイテム課金売り上げによるところが大きい。しかし、これらアイテムの一部が、ネットオークションで、リアルマネーで取引されることがあり、DeNA社は、このようなRMT(リアル・マネー・トレード)を規約で禁止し、サイトで注意を呼び掛けている。 DeNA社は11年12月にプロ野球球団「横浜ベイスターズ」のオーナー会社となった。 (横田一輝 ICTディレクター / 2011年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
IT用語がわかる辞典 「モバゲー」の解説 モバゲー 日本の代表的なソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のひとつ。平成18年(2006)に「モバゲータウン」として主に携帯電話などのモバイル端末を対象としたサービスを開始。同23年(2011)、現名称になった。日記やフォトアルバムの作成と公開、メッセージの送受信のほか、好みの家具などを配置した「マイルーム」と呼ばれる自分の部屋に他人を招待してコミュニケーションを図ることなどが可能。無料ゲームも数多く提供している。◇欧文表記は「Mobage」。略して「モバ」ともいう。平成22年(2010)、パソコンを対象としたサービス「Yahoo!モバゲー」の提供を開始。 出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報