デジタル大辞泉 「モル沸点上昇」の意味・読み・例文・類語 モル‐ふってんじょうしょう〔‐フツテンジヤウシヨウ〕【モル沸点上昇】 物質1モルを溶質として、溶媒1000グラムに溶かした溶液の沸点の上昇度。溶質の種類によらず、溶媒に固有の定数となる。モル上昇。分子上昇。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「モル沸点上昇」の意味・読み・例文・類語 モル‐ふってんじょうしょう‥フッテンジャウショウ【モル沸点上昇】 〘 名詞 〙 溶媒一〇〇〇グラムに溶質一モルを溶かした時の溶液の沸点上昇をいう。溶質によらず溶媒に固有の値となる。溶媒一〇〇グラムに対する値が用いられることもある。分子上昇。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
化学辞典 第2版 「モル沸点上昇」の解説 モル沸点上昇モルフッテンジョウショウmolar elevation of boiling point 希薄溶液の沸点上昇Δ Tbは,溶液の質量モル濃度mに比例する.すなわち,Δ Tb = Kbm.この比例定数 Kb をモル沸点上昇といい,m = 1,すなわち,溶媒1 kg 中に溶質1 mol を含む溶液に対しても,上式が成り立つと仮定した場合の凝固点降下に相当する.溶媒に固有な値であって,たとえば,水0.52,メタノール0.83,エタノール1.07,アセトン1.7,クロロホルム3.85,四塩化炭素5.1である. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「モル沸点上昇」の意味・わかりやすい解説 モル沸点上昇もるふってんじょうしょう →沸点上昇法 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by