コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヤシ酒(椰子酒) やしざけ

1件 の用語解説(ヤシ酒(椰子酒)の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

やしざけ【ヤシ酒(椰子酒)】

ヤシの若い花序(花をつける芽)の柄の切口から出る樹液を発酵させた酒。アルコール分は4%(容量百分比)前後である。乾季の少ないアフリカ熱帯雨林地帯に生えるアブラヤシの酒エームスリランカマレーシアなどのココヤシの酒トディなどがある。原始の酒としてその歴史は古く,元代に編纂された《宋史》に麴蘖(きくげつ)を用いない酒として花酒,蜜酒とともに椰子酒,檳榔(びんろう)酒の名があげられている。【菅間 誠之助】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のヤシ酒(椰子酒)の言及

【ココ椰子】より

…花房を切り,切口からしみ出る甘い樹液は飲用とされる。またそれを発酵させたものはヤシ酒や酢となる。ヤシ酒はとくにミクロネシアで重要な嗜好品である。…

【嗜好品】より

… 未開社会では〈酔い〉は何か神聖なものと考えられ,超自然的な存在に結びつく仲介物とみなされている。アフリカとインドにおけるヒエ酒やヤシ酒,地中海諸国のブドウ酒,東アジア諸民族の米酒はアルコール性飲料の代表的なものであるが,中央アジアのトルコ系,モンゴル系の諸民族は,古代のスキタイ族やサルマート族のように,ウマの乳を発酵させたクミズを飲む。南アメリカでは酒類をつくるとき,発酵をうながすため原料をあらかじめ嚙んで,つぼの中にはき,それに水をそそいで酒をつくる風習があり,トウモロコシやマンディオカ(キャッサバ)からこのようにして酒をつくる。…

※「ヤシ酒(椰子酒)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ヤシ酒(椰子酒)の関連キーワード集散花序穂状花序総状花序単頂花序複散形花序無花果状花序岐散花序団散花序どやしつ・けるヤシ酒

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone