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ヤドカリスナギンチャク(宿借砂巾着) ヤドカリスナギンチャク Epizoanthus paguriphilus

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世界大百科事典 第2版の解説

ヤドカリスナギンチャク【ヤドカリスナギンチャク(宿借砂巾着) Epizoanthus paguriphilus】

花虫綱ヤドリスナギンチャク科の腔腸動物(刺胞動物)。相模湾の水深50~200m,北大西洋の水深580~1780mから報告されている。ヤドカリの一種がすむ巻貝の上に付着したものが,しだいに貝殻をとかして,ついにはスナギンチャクが直接ヤドカリの上につくようになる。10個以下のスナギンチャクが集まって長さ6cm,幅4cmほどの群体をつくる。共肉は厚さ1cmほどで,透明な青色,紫灰色や灰褐色。収縮した個虫は高さ2~2.5cmで触手は橙色である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のヤドカリスナギンチャク(宿借砂巾着)の言及

【スナギンチャク(砂巾着)】より

…ポリプには約20~50本の触手があり,共肉やポリプの体盤に砂粒を含んでいるものもある。ヤドカリスナギンチャクではヤドカリがすむ巻貝の殻を共肉が覆い,ついには貝殻を融解してヤドカリを包んでしまう。群体のポリプは,雌雄同体後,雌から雄へ変化する雌性先熟を行うために,無性,雌性,雄性,雌雄同体の各ポリプが入り混ざっている。…

※「ヤドカリスナギンチャク(宿借砂巾着)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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