ヤマトミクリ(読み)やまとみくり

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤマトミクリ
やまとみくり / 大和実栗
[学]Sparganium fallax Graebn.

ミクリ科の多年生水草。茎は高さ40~80センチメートル、葉とともに直立して水面を抜き出る。茎の先のほうに互いに離れて、それぞれ数個ずつ雄性頭花と雌性頭花をつける。雌性頭花は葉腋(ようえき)の上から生じ、柱頭は長さ約1.5ミリメートル。池や沼に生え、関東地方以西の本州から九州、およびビルマ(ミャンマー)、インドに分布する。[清水建美]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のヤマトミクリの言及

【ミクリ(実栗)】より

…北海道~九州,アジア,ヨーロッパ,北アフリカの温帯に広く分布している。 ヤマトミクリS.fallax Graebn.はこれに似ているが,雌性頭状花序に柄があり,柄の下部は主軸と合着しているため,葉と葉の中間で枝分れしているように見える。これを腋上生という。…

※「ヤマトミクリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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