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ヨーガ・バーシシタ Yoga-vāsiṣṭha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨーガ・バーシシタ
Yoga-vāsiṣṭha

インドの叙事詩ラーマーヤナ』に基づいた哲学詩篇。仏教や不二一元思想の影響を受けた中世インドの諸王朝分立時代の独創的な書。世界は必然に支配されているが,それは意 (→マナス ) に基づくものであるとする。世俗生活のうちにとどまるべきことを主張し,きこりや漁夫なども解脱に達しうる,伝承説や布施や寺院の儀礼に頼る必要はないと説き,性愛の重要性をも認める。行者よりも詩人の哲学としての性格で統一されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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