ヨーロッパエネルギー憲章(読み)ヨーロッパエネルギーけんしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ヨーロッパエネルギー憲章
ヨーロッパエネルギーけんしょう

西側先進諸国と東欧,旧ソ連諸国が 1991年 12月,エネルギー分野での投資の保護や自由貿易などの基本原則について合意し署名した憲章。旧ソ連や東欧の再建のため,エネルギー分野に西側のルールを導入し,民間資本による開発を促すのがねらいである。当初は EC中心で作業を始めたが,日米などの主張で非ヨーロッパ諸国も参加することになった。政治的な宣言である憲章に続き,法的拘束力のある憲章条約と,原子力石油・ガス,省エネの3分野の個別議定書について交渉している。

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