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ヨーロッパ考古学 ヨーロッパこうこがくEuropean archaeology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨーロッパ考古学
ヨーロッパこうこがく
European archaeology

ヨーロッパ各地を対象とした考古学ヨーロッパにおける考古学的研究実績においてはフランスが先んじているため,旧石器文化のさまざまな分類名称にはフランス語が用いられ,この分野の基礎となっている。ヨーロッパでもアフリカと同様にハンドアックス (→握斧 ) に先立って礫石器の存在が判明しており,両面加工のハンドアックス系に属するフランス北部ソンム川流域のアブビル文化 (→アブビル遺跡 ) ならびにアシュール文化と,剥片石器系に属するイギリス南部テムズ川流域のクラクトン文化ならびにタヤック文化との2大系統に分類される。中期旧石器時代の層からは旧人ネアンデルタール人の化石が発見されている。その後石刃技法の石器類が作製された後期旧石器時代,北半球の温暖化により北ヨーロッパにも人類の痕跡が認められるようになった中石器時代を経て食物生産経済が発明されていった新石器時代へと移る。その後,ギリシア,ローマの二大文明が栄え,遺跡・遺物の発掘調査,研究は他のどの地域より進んでいるといえる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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