ライプチヒ論争(読み)ライプチヒろんそう(その他表記)Leipziger Disputation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライプチヒ論争」の意味・わかりやすい解説

ライプチヒ論争
ライプチヒろんそう
Leipziger Disputation

ドイツのザクセン公ゲオルクの斡旋で,1519年6月 27日~7月 16日にライプチヒで,パリおよびエルフルト大学神学者を審判として行われた,カルルシュタットルター対 J.エックの神学論争。初めは恩恵と自由意志についてであったが,エックの追及によりルターは教皇も公会議も誤りを犯したこと,教皇首位権は誤りであること,ウィクリフフスの説にも真理があることなどを認め,ローマ教会からの断絶を明確にした。教皇側もこの論争に基づいてルターらの破門を準備した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む