カルルシュタット(その他表記)Karlstadt(Carlstadt), Andreas Bodenstein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルルシュタット」の意味・わかりやすい解説

カルルシュタット
Karlstadt(Carlstadt), Andreas Bodenstein

[生]1480頃.カルルシュタット
[没]1541.12.24. バーゼル
ドイツの宗教改革者。ウィッテンベルク大学神学を講じる。宗教改革運動が起ると,ルターとは見解相違があったにもかかわらず,聖画像の撤去幼児洗礼ミサ廃止など,独自で過激な改革を断行したため,ザクセンから 1524年と 29年に2回追放された。晩年はバーゼルで教えながら牧会に努めた。主著『正典論』 De canonicis scripturis (1520) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む