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ライラとマジュヌーン Laylā wa‐Majnūn

世界大百科事典 第2版の解説

ライラとマジュヌーン【Laylā wa‐Majnūn】

イスラム文化圏で広く親しまれている悲恋物語。アラブ世界では〈マジュヌーン・ライラ〉として知られる。家柄も教養も良く育った2人であったが,詩才豊かな主人公カイスは恋人ライラの名前を,ある詩の中に叙してしまったために,恋人の家柄を著しく傷つけ,そのため求婚も拒絶されてしまう。恋人が他人に嫁ぎ,癒されぬ恋の病いはカイスを発狂させ,マジュヌーン(狂人)と呼ばれながら砂漠をさまよい,恋人の幻影を追い求める。ライラは恋人への愛と夫への忠節とのはざまに苦しみ,果ては衰弱して死ぬ。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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