ラコンダミーヌ(英語表記)Charles Marie de La Condamine

改訂新版 世界大百科事典 「ラコンダミーヌ」の意味・わかりやすい解説

ラ・コンダミーヌ
Charles Marie de La Condamine
生没年:1701-74

フランスの博物学者。パリに生まれ,軍人生活を送っていたが,1730年以降は数学,自然科学の研究に従事した。パリのアカデミー・デ・シアンスの赤道周辺の子午線長の計測調査隊に参加し,36年から44年まで南アメリカのキト一帯で調査をした。44年アマゾン川を河口パラ(現,ベレン)まで下り,矢毒クラーレ,季節的出水ポロロカ現象など流域の学術調査を行い,帰国後の45年にその報告書《南アメリカ内陸調査旅行記》を著した。
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百科事典マイペディア 「ラコンダミーヌ」の意味・わかりやすい解説

ラ・コンダミーヌ

フランスの数学者,探検旅行家。パリの人。1735年に赤道付近の経度1°の長さを測ることを目的としたペルーへの探検隊を指揮し,エクアドル高地測量地球の正確な形を定めることに貢献した。帰途アマゾン川流域に初めての学術探検を行ったことでも有名。

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