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ラシュタット条約 ラシュタットじょうやく

百科事典マイペディアの解説

ラシュタット条約【ラシュタットじょうやく】

1714年,スペイン継承戦争終結のため仏・独(神聖ローマ帝国)間にドイツのラシュタットRastattで結ばれた条約。ユトレヒト条約を補足するもので,スペインは王位を承認されたが,南ネーデルラントをオーストリアに譲渡。
→関連項目フェリペ[5世]

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世界大百科事典内のラシュタット条約の言及

【スペイン継承戦争】より

…スペインにおけるハプスブルク朝(ハプスブルク家)の断絶にともない,その王位と領土の継承をめぐって,フランスとイギリス,オランダ,オーストリアなど対仏連合諸国との間で行われた戦争(1701‐14)。1700年の秋に病身で嗣子のないカルロス2世が没すると,遺言によりスペインの全領土は,フランス王ルイ14世(第1王妃がスペイン王女であった)の孫フィリップ(フェリペ5世)に譲られた。オーストリア・ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝レオポルド1世(在位1657‐1705)はこれを認めず,直ちにフランスと国交断絶したが,この遺贈にはフィリップがフランス王位への要求権をいっさい放棄するという条件がついていたので,かねがねスペイン領土の継承に関心をもっていたイギリスとオランダは,当面これを黙認する態度をとった。…

【ユトレヒト条約】より

…1713年4月11日,スペイン継承戦争の交戦国であるフランスとイギリス,オランダ,ポルトガル,サボイア,プロイセンとの間にユトレヒトで結ばれた一連の講和条約。翌14年のラシュタット条約(神聖ローマ皇帝・フランス間),バーデン条約(プロイセン以外のドイツ諸国・フランス間)によって補完される。ユトレヒト条約により,スペインの王位は,フランスが同王国を統合しないという条件で,ルイ14世の孫フェリペ5世に与えられ,スペインにおけるブルボン朝が始まった。…

※「ラシュタット条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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