ラセミ化合物(読み)ラセミカゴウブツ

デジタル大辞泉 「ラセミ化合物」の意味・読み・例文・類語

ラセミ‐かごうぶつ〔‐クワガフブツ〕【ラセミ化合物】

化学構造鏡像関係にある一対光学異性体が、水素結合または分子間力によって分子間相互で会合したもの。旋光性は示さず、単にラセミ体という場合がある。→ラセミ混合物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「ラセミ化合物」の解説

ラセミ化合物

 ラセミ体,ラセミ混合物ともいう.不斉炭素原子をもつと,一組の光学異性体ができるが,この二つの等量混合物.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android