ラマット・ガン(読み)らまっとがん(英語表記)Ramat Gan

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラマット・ガン」の意味・わかりやすい解説

ラマット・ガン
らまっとがん
Ramat Gan

イスラエル中部の都市テル・アビブに隣接し、同市を核にする都市圏の一部を構成する。人口12万7400(2001)、15万7719(2018推計)。イスラエルの製造業の中心地で、食品繊維金属などの工業が立地する。1968年に開設されたイスラエル・ダイヤモンド交換所がある。20世紀初頭、東欧系ユダヤ人の農業入植地として建設されたが、1930年ごろよりテル・アビブの衛星都市に変質し、1950年代以降急速に人口が増加した。

[高橋和夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android