ラムズゲート(その他表記)Ramsgate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムズゲート」の意味・わかりやすい解説

ラムズゲート
Ramsgate

イギリスイングランド南東端部,ケント県北東端部,サネット地区の町。カンタベリー東北東約 25kmにあり,ドーバー海峡に臨む。小さな漁村から発展した港町で,18世紀中頃今日の港が建設され,バルト海沿岸を中心としたヨーロッパ諸国との取り引きが盛んとなり,20世紀にはケント炭田の開発に伴って石炭積出港としても発展。また海浜保養地としても知られるようになり,ケント県で最も人気のある保養地の一つである。南のペグウェル湾にはホバークラフトエアクッション艇)の基地があり,フランスのカレーとの間に海峡横断の定期航路が開かれている。人口 3万7967(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android