ランプムシ(読み)らんぷむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ランプムシ」の意味・わかりやすい解説

ランプムシ
らんぷむし

昆虫綱甲虫目カミキリモドキ科に属する一群の昆虫の俗称夜間灯火に飛来するのでこの名があり、体液が人の皮膚につくと水腫(すいしゅ)を生ずる種類がある。おもにエオビア属Eobiaに属し、小笠原(おがさわら)諸島南洋諸島に多い。

[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android