オンラインゲームで用いるキャラクター、アイテム、バーチャルマネーなどを現金で売買する経済行為。リアルマネートレーディングともいう。英語表記の頭文字をとった略称のRMTが使われることが多い。個人同士が売買を行うケースもあるが、ほとんどの場合は売買を仲介するRMT業者を通じて行う。長時間プレーしなければ手に入らないような希少アイテムを現金で入手できるため、購入側には時間を短縮できるという利点がある。しかし、RMTによりゲーム内経済のバランスが不安定になることが多い。また、詐欺や不正行為の温床にもなっている。
建前上は多くの事業者がRMT業者の排除を宣言している。しかし、日本では法律で禁止されている行為ではないため、多くのゲーム内で行われ、ゲーム運営者側もこれを黙認しているケースが目だつ。オンラインゲーム先進国の韓国では法的に禁止されている。
[編集部]
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