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リガス Rígas Feraíos

世界大百科事典 第2版の解説

リガス【Rígas Feraíos】

1757‐98
ギリシア啓蒙思想家,革命家。ギリシアのジャコバンともいわれ,コライスと並び称される近代ギリシア思想の創始者。テッサリアの商人の家に生まれたが,その生い立ちについて詳細はわかっていない。リガスという名も彼のペンネームである。1774年イスタンブールへ出,ファナリオットのイプシランディス家の秘書となった。80年代にワラキアへ移住し,ワラキア公の秘書などを務めたが,独学で外国語や外国の思想を学び,同地のフランス領事館へも出入りして革命フランスの情報にも通じていた。

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世界大百科事典内のリガスの言及

【ギリシア】より

…そこでは商館のほかに教会や学校が建てられ,新聞が発行され,やがていろいろな結社がつくられ,祖国解放のための運動が準備された。フランス革命に共鳴した思想家コライスはパリにいたが,彼はギリシア農民の文化的向上が先決の課題であるとして啓蒙運動を唱え,ワラキアからウィーンへ赴いたリガスは秘密結社をつくり,1797年にギリシア革命のための憲法案を起草した。彼のギリシア共和国の構想によれば,それは狭義のギリシアを範囲とするものではなく,ワラキア,モルドバまでの全バルカンとアナトリアをも包含するもので,それら地域のすべての住民の共闘を呼びかけるものであった。…

※「リガス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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