リスボン大学(読み)リスボンだいがく

大学事典 「リスボン大学」の解説

リスボン大学[ポルトガル]
リスボンだいがく

ポルトガルの首都リスボンにある1911年創立の国立大学。大学として唯一存在してきたコインブラ大学の文化的独占を打破するため,1910年に成立した共和国政府によって設立された。前身理工科学校,王立医学校,文学高等研究所で,これらが統合されて誕生した。2011年,1930年創立のリスボン工科大学(ポルトガル)との統合プロセスが開始された。2012年12月にポルトガル議会で両大学の統合が承認され,13年7月に統合した。現在18の学部を持つ総合大学となっている。学生数は約4万7000人とポルトガルの大学の中で最も多い(2013/14年)。1973年に設立された国立のリスボン新大学(ポルトガル)と区別するために「リスボン旧大学」と呼ばれることもある。
著者: 安藤万奈

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む