リューダース線(読み)リューダースせん

精選版 日本国語大辞典 「リューダース線」の意味・読み・例文・類語

リューダース‐せん【リューダース線】

  1. 〘 名詞 〙 ( リューダースは Lüders ドイツの工学者の名から ) 材料弾性限界をこえるとき、材料の原子間の結合力の弱い所にできる断層境界線
    1. [初出の実例]「実物試片のリューダー線や、『目に見える割れ目』と大体一致してゐたとしても」(出典:自然界の縞模様(1933)〈寺田寅彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

法則の辞典 「リューダース線」の解説

リューダース線【Lüder's line】

金属材料を弾性限界以上に変形させたとき,表面に出現する細かい線の集合.リューダース帯*ということもある.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リューダース線」の意味・わかりやすい解説

リューダース線
リューダースせん

「リューダース帯」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android