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ルゴーネス Leopoldo Lugones

大辞林 第三版の解説

ルゴーネス【Leopoldo Lugones】

1874~1938) アルゼンチンの詩人・作家。モデルニスモを代表する、隠喩に富んだ詩集や幻想的・ SF 的短編などを発表、ボルヘスらに大きな影響を与えたが、晩年はファシズムにくみしたため孤立し、失意のうちに自殺した。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルゴーネス
るごーねす
Leopoldo Lugones
(1874―1938)

アルゼンチンの詩人。1891年首都ブエノス・アイレスに出て、滞在中の近代主義(モデルニスモ)詩人ルベン・ダリオの知遇を得る。新聞記者となり社会主義をたたえる記事を書く。ユゴー風の処女詩集『黄金の山々』(1897)発表後はさまざまなスタイルの詩作を試みる一方、短編集『奇妙な力』(1906)などの散文も手がけ、『パヤドール』(1916)でエルナンデスの『マルティン・フィエロ』を再評価。『世俗的な頌歌(しょうか)』(1910)から『リオ・セコのロマンセ』(1938、遺稿)に至る数多い詩集の大半は故国の地方生活を賛美したもの。その詩風の斬新(ざんしん)さ、修辞の巧みさで他の追従を許さないが、晩年ファシズムに共感して若い支持層を失い、自殺。[安藤哲行]
『牛島信明『塩の像』(1989・図書刊行会)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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