牛島信明(読み)ウシジマ ノブアキ

20世紀日本人名事典 「牛島信明」の解説

牛島 信明
ウシジマ ノブアキ

昭和・平成期の翻訳家 琉球大学教授;東京外国語大学名誉教授。



生年
昭和15(1940)年8月14日

没年
平成14(2002)年12月13日

出生地
大阪府大阪市

学歴〔年〕
東京外国語大学スペイン語学科卒,マドリード大学大学院修了

主な受賞名〔年〕
日本翻訳大賞文学部門賞(第1回)〔平成3年〕「モレル発明

経歴
在学中、会田由講義ケベードを読んだことからスペイン文学の道へ。昭和58年3月より1年間ペルーカトリック大学客員教授。主な訳書にパス「弓と竪琴」、カルペンティエール「失われた足跡」「ハープと影」、「セルバンテス短編集」、インカ・ガルシラーソ「インカ皇統記」、ガルシーア・ロルカ「三大悲劇集 血の婚礼他二篇」、「ドン・キホーテ」、著書に「反=ドン・キホーテ論」「スペイン古典文学史」「ドン・キホーテの旅」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牛島信明」の解説

牛島信明 うしじま-のぶあき

1940-2002 昭和後期-平成時代のスペイン文学者。
昭和15年8月14日生まれ。昭和60年東京外大教授,のち琉球大教授。スペイン古典文学を専攻し,著書「反=ドン・キホーテ論」でセルバンテスを実証的に研究。現代ラテンアメリカ文学の紹介にもつとめた。平成14年12月13日死去。62歳。大阪出身。東京外大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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