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ルンディ人 ルンディじんRundi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルンディ人
ルンディじん
Rundi

東アフリカのブルンジ共和国を構成するバンツー語系諸族の総称。歴史的に対立してきたルワンダ人と近い関係にある。ルンディ人は二つの主要民族集団すなわち,フツ人ツチ人,および第3の小グループで,狩猟や荷役運搬を行うツワ族に分れる。牧畜民のツチは 14~15世紀に新しい牧草地を求めて,北方から移動してきたと考えられている。フツがツチの家畜と交換に主従関係を結んで順応していくことによって,一種の隷属組織ウブガビレが発達した。ツチはムワミ (王) に導かれた君主制を築き,その王は王子 (ガンワ) たちとともに政治権力を握り,社会構造を支配した。人口の大部分が農業に従事し,落花生,キャッサバ,こしょう,綿花,そして主要換金作物のコーヒーを栽培する。ツチ,フツ,ツワは同じ親族組織,社会的価値,言語をもっている。系譜は父系をたどり,共通語はフツ人起源のバンツー諸語に属するルンディ (キルンジ) 語である。ルンディ人は伝統的に最高位の善なる創造神イマナを信仰する。

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