ロゴテテス(その他表記)logothetēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロゴテテス」の意味・わかりやすい解説

ロゴテテス
logothetēs

ビザンチン帝国の中央政府の財務官。7世紀頃設置され,その管掌は税金の査定,徴収を職務とした。税収入をおもな国庫財源としていたビザンチン帝国では次第にその地位は上昇し,9世紀には数あるロゴテテスのうちでロゴテテス・トゥ・ドロムー logothetēs tou dromouは郵政,外務の両大臣に匹敵する地位となり,事実上中世ビザンチン帝国の政治的命運を左右するほどになった。しかし 14,15世紀には帝国の縮小とともにその職務はほかの官職に代えられ,名称のみが残った。

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