ロタ島(読み)ロタトウ(英語表記)Rota

デジタル大辞泉 「ロタ島」の意味・読み・例文・類語

ロタ‐とう〔‐タウ〕【ロタ島】

Rota》太平洋西部マリアナ諸島の島。テニアン島グアム島の間に位置する。北マリアナ連邦領。中心地は西部の町ソンソン日本統治時代も開拓が進まず、原生林が多く残る。観光業が盛ん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロタ島」の意味・わかりやすい解説

ロタ島
ろたとう
Rota

太平洋北西部、マリアナ諸島にある火山島。別名ルタLuta島、ザルパネZarpane島ともいう。北マリアナ連邦(1978自治政府発足)領で、連邦中最南端の島。面積88平方キロメートル、人口約1000。最高点491メートル。日本の委任統治時代(1919~1945)にサトウキビココヤシプランテーションが開かれた。マリアナ諸島中ロタ島民はもっとも純粋なチャモロ語を話すといわれる。

[大島襄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android