全国各地につくられている地域に密着した政党。地域政党ともいう。これに対して国政に関する政党をナショナルパーティーとよぶ。1994年10月に、新潟市で社会民主党(社民党)の基本政策に反対する同党支持者らが「市民新党にいがた」(2002年「緑・にいがた」と改称)を結成したのをはじめ、神奈川、静岡、愛知、兵庫、熊本など多くの都道府県で活動している。有権者の価値観の多様化、全国政党への不信感の高まりを背景に、身近な教育や福祉、ゴミ問題などで具体策を提示できるとして広がりをみせている。各地のローカルパーティーを結びつける全国ネットワークがつくられており、NPO(民間非営利組織)や全国政党との提携もみられる。外国では、イタリアの北部同盟やカナダのケベック連合などが注目されている。
[橋本五郎]
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新