ローマ協定(読み)ローマきょうてい(その他表記)Rome Agreement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローマ協定」の意味・わかりやすい解説

ローマ協定
ローマきょうてい
Rome Agreement

1935年1月フランスの P.ラバル外相とイタリアの B.ムッソリーニ首相の間で取決められた協定。表面的にはオーストリアの独立維持,軍縮問題に関する相互協議,アフリカにおける両国植民地の調整などを内容としていたが,ラバルはエチオピアでのイタリアの自由行動を漠然とながら認めており,これを背景にムッソリーニは 10月エチオピアの全面侵略に乗出した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む