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ローヤリスト Loyalist

翻訳|Loyalist

世界大百科事典 第2版の解説

ローヤリスト【Loyalist】

アメリカ独立革命において,イギリス本国に対し忠誠であったアメリカ植民地人。トーリーToryとも呼ばれた。王党派とも訳す。植民地人口の約3分の1が親英派であったといわれている。地理的にも階層的にも広く分布していたが,南部のジョージア,サウス・カロライナではむしろ多数を占めていた。ローヤリストは勅任総督以下の植民地官僚,イギリス国教会牧師,大地主,大商人,弁護士などの間に多いが,また同時に西部辺境地帯の貧困な農民の間にも多かった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のローヤリストの言及

【カナダ】より

…翌75年のアメリカ独立革命の勃発は,カナダに二つの大きな転機をもたらした。一つは,後にカナダとなる領域がアメリカ合衆国から切り離されて誕生したことであり,もう一つは,4万人にものぼる王党派(ローヤリスト)のカナダへの移住によってイギリス系人口が激増したことである。とくに後者がカナダ社会に与えた影響は大きかった。…

【フレデリクトン】より

…この付近では,アルゴンキン諸族のミックマックやマリシート・インディアンが生活を営んでいたが,17世紀末ころからフランス人が集落をつくり,サンタンヌSt.Anneと呼ばれていた。1762年,フランス人が放棄していたこの場所にイギリス人が入り,83年アメリカ独立革命の結果,本国に忠誠を誓うローヤリスト約6000人がアメリカより逃れて移住し町が発展した。85年,時のイギリス国王ジョージ3世の第2子の名をとって町の名がつけられ,州都となった。…

※「ローヤリスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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