ヴィムベンダース(その他表記)Wim Wenders

20世紀西洋人名事典 「ヴィムベンダース」の解説

ヴィム ベンダース
Wim Wenders


1945.8.14 -
ドイツ映画監督
デュッセルドルフ生まれ。
ミュンヘン映画大学で学び、1971年「ゴールキーパーの不安」で映画監督としてデビューし、注目を集める。その後、旅をテーマとした「都会アリス」(’73年)、「まわり道」(’75年)、「さすらい」(’76年)のロード・ムービー3部作で新しいドイツ映画の旗手となる。その後も国際的評価を得た「アメリカ友人」(’77年)をはじめ、「ハメット」(’82年)、「東京画」(’85年)など注目作を次々と発表。「パリテキサス」(84年)、「ベルリン天使の詩」(87年)でカンヌ映画祭グランプリを2度受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android