一ッ葉浜(読み)ひとつばはま

日本歴史地名大系 「一ッ葉浜」の解説

一ッ葉浜
ひとつばはま

宮崎市東部の日向灘に面する海岸で、ほぼ南北に一直線に延びる単調な砂浜海岸である。幅約一キロ・長さ約一二キロの海岸砂丘からなり、大部分松林に覆われている。この砂丘の最大標高は二八メートルに達しており、北部の一ッ瀬川などからもたらされた砂が、北から南に向かう沿岸流によって運ばれ堆積したものである。南部は砂丘の内側に一ッ葉入江とよばれる潟湖が形成され、大淀川河口に達する。入江に近い砂丘の内側に一葉ひとつば神社がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android