一の台(読み)いちのだい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一の台」の解説

一の台 いちのだい

?-1595 織豊時代,豊臣秀次(ひでつぐ)の妻。
今出川晴季(はるすえ)の娘。文禄(ぶんろく)4年秀次が謀反のかどで関白職を解かれ切腹後,同年8月2日秀次の子女・側室らとともに京都三条河原で斬首(ざんしゅ)された。
格言など】心にもあらぬ恨みはぬれぎぬのつまゆゑかかる身となりにけり(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android