精選版 日本国語大辞典 「一の懐紙」の意味・読み・例文・類語 いち【一】 の 懐紙(かいし) 連歌、連句の懐紙で最初の一折りの名称。百韻の連歌は折紙四枚に記す。折紙は懐紙を横二つに折り、折り目を下にして、その表と裏とに句を記す。表に八句、その裏以下四の懐紙の表まで各一四句記す。初の懐紙。一の折り。初折(しょおり・はつおり)。[初出の実例]「一の懐紙の面の程は、しとやかの連歌をすべし」(出典:筑波問答(1357‐72頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例